【保管庫閲覧規則】
1.保管物一切の外部持ち出しを禁ず。
2.編纂室を通さない保管物の改竄を禁ず。
3.保管庫は原則を公開書架とし自由閲覧を許可する。
2.編纂室を通さない保管物の改竄を禁ず。
3.保管庫は原則を公開書架とし自由閲覧を許可する。
※保管物の全ては編纂室による架空世界の集積記録であり、実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
※一部保管物には、暴力・死・精神的衝撃、ならびに軽度の性表現・性暴力・虐待を想起させる描写が含まれる可能性があります。
※観測した事象の変遷により保管物に再編纂が生じる可能性があります。
※保管庫内は文書保存の観点より低湿度に維持されています。閲覧に際し眼または咽喉に乾きを覚えた場合は、適宜休息及び水分補給を推奨します。
※一部保管物には、暴力・死・精神的衝撃、ならびに軽度の性表現・性暴力・虐待を想起させる描写が含まれる可能性があります。
※観測した事象の変遷により保管物に再編纂が生じる可能性があります。
※保管庫内は文書保存の観点より低湿度に維持されています。閲覧に際し眼または咽喉に乾きを覚えた場合は、適宜休息及び水分補給を推奨します。
《編纂室連絡窓口》
【編纂室責任者】蓮賀ミツヨシ
【場所】#東部
【人物】#ミヤ #テル #ネクロ
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アパートの窓から外を眺めているミヤ
ミヤ「お兄今日仕事だっけ?」
テル「そう、泊まりで中央だから9時に総長が車で迎えに来る」
ミヤ「ふーん、お土産よろしく」
「……あれ護衛部の車じゃない?」
テル「どこ?」
ミヤ「そこ」
テル「総長!!」
「エッ早い」
「待って荷物」バタバタと自室に走る
ミヤ「総長さんなの?影でよく見えないわ……」
「お兄靴下洗面所だからねー」
テル「先に言えよ!」
ミヤ「昨日言ったわ!」
「あ、降りてきた」
テル「えっ」窓から身を乗り出し
「早いですね!ちょっと待って下さい今行きます!」
アパート前に停めた車の脇にネクロが立っている
ネクロ「別件もあって前乗りになっただけだ」
「時間通りでいい」
テル「いや行きます!」窓から引っ込み
「アレ?俺の歯ブラシは!?」
ミヤ「ボロボロだから新しいのに入れ替えた。だからそこの持ってって」
テル「言えよ!」
ミヤ「それも昨日言ったわお兄生返事してたわ……」
ネクロ「……悪いな休日の朝から騒がせて」
ミヤ「いえー」
ネクロ「滞在は2日の予定だ」
「それまで借りてくぞ」
ミヤ「どうぞどうぞお構い無く」
「全然、むしろありがたいので、兄をどうぞよろしくお願いします」
テル「行ってくる!」ドア閉め音
ミヤ「走ってまた落ちないでよー」
ネクロ「落ちたのか」
ミヤ「前に階段で足踏み外して踊り場まで」
ネクロ「…………」
ミヤ「あ、あいつ案外丈夫なんで、ケガとかはなかったんですけど」
ネクロ「そうか……」
テル「お待たせしました……!」階下に到着する
ネクロ「時間通りでいいと言っただろ……」
テル「そっちが前乗りしたんでしょう」
ネクロ「思ったより用事が早く片付いたんだよ」
「朝飯は」
テル「食べました」
「総長は?」
ネクロ「駅前で買う」
テル「運転代わりますよ」
ネクロ「市外に出てからでいい」
「ところで階段から落ちたとか」
テル「エッいやそんな大したことはなく……もう結構前ですよ」
「あっアパート損壊させたりしてないですよ」
ネクロ「それは別に……元から古いしな……」
テル「えっじゃあ純粋に僕の心配してくれたんですか」
ネクロ「荷物大丈夫か」スルーする
テル「大丈夫です」
ミヤ「嬉しそうにしちゃってぶりっこヤロー……」
ネクロがミヤに会釈する
ミヤ「あっ……」ペコ
車が走り去っていく
ミヤ「気を付けて」
「いってらっしゃい」
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