【保管庫閲覧規則】


1.保管物一切の外部持ち出しを禁ず。
2.編纂室を通さない保管物の改竄を禁ず。
3.保管庫は原則を公開書架とし自由閲覧を許可する。


※保管物の全ては編纂室による架空世界の集積記録であり、実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
※一部保管物には、暴力・死・精神的衝撃、ならびに軽度の性表現・性暴力・虐待を想起させる描写が含まれる可能性があります。
※観測した事象の変遷により保管物に再編纂が生じる可能性があります。
※保管庫内は文書保存の観点より低湿度に維持されています。閲覧に際し眼または咽喉に乾きを覚えた場合は、適宜休息及び水分補給を推奨します。


《編纂室連絡窓口》

ご連絡・ご感想等は以下をご利用ください。

ご連絡・ご感想等(匿名)
◊閲覧許可申請等◊ albafores.archive◆gmail.com(◆→@)
【編纂室責任者】蓮賀ミツヨシ

白樹暦815年2件]


【場所】 #東部
【人物】#ガスト #エルリュー
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#-comic
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〔 97文字 〕


【場所】#東部
【人物】#イワノフ #ガスト
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東部自警団詰所にて

イワノフ「よぉ大将」
ガスト「おう、おつかれ」
「東部はだいぶ慣れてきたか?」
イワノフ「西より騒がしいが、まあなんとか」
「ところで最近景気がいいらしいじゃねぇか」
ガスト「いや?相変わらずカツカツだぞ?」
イワノフ「でかい拾いモンしたって聞いたぜ。目付きの悪い捨て猫」

ガスト「耳が早いな……」
イワノフ「どういう心積りなんだ?大将。まさか本気で飼おうと思って拾ったのか?」
ガスト「そんなんじゃないけど……」
イワノフ「じゃあ何か?ああいう系統が好みだったのか?そりゃ知らなかったぜ」
ガスト「違うって……他の団員にも言われたが、なんですぐそういう方向に……」
イワノフ「理由としちゃポピュラーだからだ。好きでもねぇ人間を普通は囲おうとは思わんだろ」
ガスト「囲うって……なんか語弊があるな……」
イワノフ「囲ってないと?」

ガスト「別に、間借りさせてやってるだけだ。好きにさせてるし、留め置きたい訳でもない」
イワノフ「ダチだったのか?」
ガスト「顔見知りだ……」
イワノフ「路地裏にゃ今日も貧困に喘ぐ国民が五万といるが、奴等との違いは?」
ガスト「わかってるよ、どうせ俺のは自分勝手な偽善だ」
「……たまたま雨の中目の前でボロ雑巾みたいに転がってる子供を、なんとなく屋根の下に連れてってやりかっただけで」
「皆に平等に手を差し伸べられはしないさ」
「巡り合わせだとしか言えない」

イワノフ「出たよ大将の悪癖……」
「後先考えずに行動すんのは時と場合によっちゃあ利点だが、概ね欠点だ」
ガスト「なんとでも言ってくれ」
イワノフ「あんまり迂闊なことすんなって話だ。ただでさえ落ち着かねぇ世の中で進んで重荷増やしてどうすんだ」
ガスト「アーリク、重荷どころか俺の部屋はキレイになる一方だ。今度見に来いおったまげるから」
イワノフ「へぇ最近の野良猫はハウスキーパー機能付きなのか」
ガスト「……」むっとする
イワノフ「悪かったよ、今度いいワインでも仕入れてお邪魔する。自慢の家政婦を拝みにな」
ガスト「アーリク……」
イワノフ「じゃあな~」手を振りながら立ち去る

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〔 962文字 〕