【保管庫閲覧規則】


1.保管物一切の外部持ち出しを禁ず。
2.編纂室を通さない保管物の改竄を禁ず。
3.保管庫は原則を公開書架とし自由閲覧を許可する。


※保管物の全ては編纂室による架空世界の集積記録であり、実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
※一部保管物には、暴力・死・精神的衝撃、ならびに軽度の性表現・性暴力・虐待を想起させる描写が含まれる可能性があります。
※観測した事象の変遷により保管物に再編纂が生じる可能性があります。
※保管庫内は文書保存の観点より低湿度に維持されています。閲覧に際し眼または咽喉に乾きを覚えた場合は、適宜休息及び水分補給を推奨します。


《編纂室連絡窓口》

ご連絡・ご感想等は以下をご利用ください。

ご連絡・ご感想等(匿名)
◊閲覧許可申請等◊ albafores.archive◆gmail.com(◆→@)
【編纂室責任者】蓮賀ミツヨシ


【場所】
【人物】
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時間がない。
いつどこで野垂れ死ぬか分からない。
時間がない。
自分がこれまで怠惰に過ごしてきたツケが回っている。
時間がない。
既に深い後悔の中だ。これ以上は御免だ。
走らなくては。
止まっている暇はない。
走り続けなくては。

◆◆はそれに伴走する。
同じ速度で走り続ける。
ああ何を言っても返ってくる。
同じ速度だ。立ち止まることはない。
走り続ける。立ち止まる理由はない。
全ての景色が加速する。
だだ広い荒野でも踏破出来る。踏破出来る。

立ち止まると。

焦燥。
押し潰されそうな。
息苦しさ。
時間がないのに。
しかし動けない時も。
ああどうにも。
頭が鈍って。
動けない時も。
よくない。
あまり長居できない。
また走る必要がある。
ひと時だけ、忘れてしまえれば充分。
それで充分。

また焦燥に飲まれながら走り続けられる。
そうすべきだ。
そうあるべきだ。
でなければ何の為に命を繋いでいるのだろう。
既に深い後悔の中だ。これ以上は御免だ。

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