【保管庫閲覧規則】
1.保管物一切の外部持ち出しを禁ず。
2.編纂室を通さない保管物の改竄を禁ず。
3.保管庫は原則を公開書架とし自由閲覧を許可する。
2.編纂室を通さない保管物の改竄を禁ず。
3.保管庫は原則を公開書架とし自由閲覧を許可する。
※保管物の全ては編纂室による架空世界の集積記録であり、実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
※一部保管物には、暴力・死・精神的衝撃、ならびに軽度の性表現・性暴力・虐待を想起させる描写が含まれる可能性があります。
※観測した事象の変遷により保管物に再編纂が生じる可能性があります。
※保管庫内は文書保存の観点より低湿度に維持されています。閲覧に際し眼または咽喉に乾きを覚えた場合は、適宜休息及び水分補給を推奨します。
※一部保管物には、暴力・死・精神的衝撃、ならびに軽度の性表現・性暴力・虐待を想起させる描写が含まれる可能性があります。
※観測した事象の変遷により保管物に再編纂が生じる可能性があります。
※保管庫内は文書保存の観点より低湿度に維持されています。閲覧に際し眼または咽喉に乾きを覚えた場合は、適宜休息及び水分補給を推奨します。
《編纂室連絡窓口》
【編纂室責任者】蓮賀ミツヨシ
【人物】エリーゼ ルイ ショウ
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エリーゼ「もうあれから10年か~怖いわね~!」
ショウ「お前に怖いものあったのか……」
エリーゼ「怖いわよ!もうじき30なんだから!お肌の曲がり角~」
「……ね、ちょっと懐かしい話しない?」
ショウ「なんだよ唐突に……」
ルイ「懐かしい話?」
エリーゼ「始めて会った日覚えてる?あたし達と」
ルイ「ああ、覚えてる」
エリーゼ「正直どう思った?第一印象!」
ルイ「うわ、苦手……」
ショウ「だよな~……」
エリーゼ「ヒド!」
ショウ「お前ぐいぐい行き過ぎで端から見ても怖かったぞ」
ルイ「食われるかと思った」
エリーゼ「人を化け物みたいに」
ショウ「そういう勢いだったろ……」
ルイ「ほんと、結構本気で帰りたかった」
エリーゼ「えぇ~ちょっと想定と違うんだけど!もっとこう、可愛くて一目惚れだった!とかないのぉ?」
ルイ「ないな」
ショウ「ないね」
エリーゼ「あんたに聞いてないのよバカショウ!」
ルイ「俺、もっと肉付きいい方が好きだし」
ショウ「……お前はそうだよな。確かに……」
エリーゼ「スレンダーの良さがわからないなんて……人性半分損してるわ」
ショウ「そういうお前も別に俺達タイプじゃないだろ」
エリーゼ「えっ、まあね」
ショウ「なんなんだよもう……」
ルイ「タイプなんだっけ?」
エリーゼ「眉目秀麗で~お金持ちで~優しくて~絶対幸せにしてくれる人!」
ショウ「それタイプなのか……」
ルイ「結婚する気ないの?」
エリーゼ「……ほんとオブラートを知らない男よね……」
ショウ「しょうがない、こいつ脳筋だから……」
ルイ「俺それ悪口だと思わないから」
ショウ「出た……筋肉は裏切らない……」
ルイ「実際裏切らない」
エリーゼ「ああやだ」
「もうちょっとレベルの高い話してよ!」
ショウ「お前も正直どっこいだけどな」
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