【保管庫閲覧規則】


1.保管物一切の外部持ち出しを禁ず。
2.編纂室を通さない保管物の改竄を禁ず。
3.保管庫は原則を公開書架とし自由閲覧を許可する。


※保管物の全ては編纂室による架空世界の集積記録であり、実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
※一部保管物には、暴力・死・精神的衝撃、ならびに軽度の性表現・性暴力・虐待を想起させる描写が含まれる可能性があります。
※観測した事象の変遷により保管物に再編纂が生じる可能性があります。
※保管庫内は文書保存の観点より低湿度に維持されています。閲覧に際し眼または咽喉に乾きを覚えた場合は、適宜休息及び水分補給を推奨します。


《編纂室連絡窓口》

ご連絡・ご感想等は以下をご利用ください。

ご連絡・ご感想等(匿名)
◊閲覧許可申請等◊ albafores.archive◆gmail.com(◆→@)
【編纂室責任者】蓮賀ミツヨシ


【場所】#お屋敷
【人物】#ネクロ #テル #ルイ #ロイス
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ロイスの屋敷を訪れたテル、ネクロ、ルイ
大きな木に飾りつけをしている


ロイス「いらっしゃい」

ネクロ「オフじゃない。巡回だ」
ロイス「そうだったね」

テル「賑やかですね。これは……"背が伸びますように"?」
ロイス「星送りの願い札だよ。テルさんのとこはやってなかったかな」
テル「願い札」
ネクロ「願い事を書いて星送り週の最後の夜に燃やすと星に願いが届き、翌年叶うと言われている」
「北の方ではよくやる」外で燃やしたり、暖炉にくべてもいい
テル「へぇ」
「なんでも叶うんですか?」
ネクロ「いい子にしてればな」
ロイス「せっかくだから皆書いていったら」


テル「願い……願いですかー…」
ルイ「"強くなれますように"」
テル「うーん」
「総長はなんて書いたんです?熟女ハーレムとか?」
ネクロ「うるせえ見んな」
テル「いいじゃないですかー……」


《穏やかな夜を過ごせる子どもが増えるように》



テル「………」
「ああ……そうですね」
「貴方は……」




願い札を書くテル

ルイ「テルさんはなんて書いたの?」
テル「秘密です」
ネクロ「人のは覗いておいて……」

テル「無事、星まで届くといいですね」
ネクロ「子供騙しだ」
テル(笑顔)




《あの人の願いが叶いますように》



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