雑記 -backyard- 雑然とした管理人の部屋

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#概念香水

【エルリュー概念香水比較レポ】

以前、Scentlyさんにエルリューのイメージ香水を頼んだことがありました。
Scentlyさんは数多の調香の中からイメージに合ったものをチョイスしていただけるサービスだったと思うのですが、それで届いた香りがとっても良く。

元々エルリューには『ミントの煙草を愛煙している』という設定があり、イメージ香にはとりあえずミントはかかせないだろうと思いミントなメンズ香で探していたのですが、中々にコレというものが見つからず、もう誰かに提案して貰おうか…と思い立った流れでした。
希望としてはミントの香りが含まれること、44歳男性であることを特に押して注文シートを記入したような……
あとはラルチザン好きでトップからラストの落差の大きいものが好きとも添えましたね…
(エルリューは10代~現在軸40代まで幅広く出番のあるキャラなんですが、今回は特に40代男性香水はどういった路線になるのか興味が湧いて、ここの指定となりました。それまで好んでいた香水が軒並みユニセックスで、ザ・メンズに疎かったんで…)


で、届いた香りの構成が以下。
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トップ:レモン、ミント、ピンクペッパー
ミドル:ジンジャー、ジャスミン、ムスク
ラスト:シダーウッド、バニラ


これがですね~~~~~
ま~~良くてですね~~~~~~~~~~

トップには高らかなピンクペッパーの下支えによる明るくスっとしたミント&レモン!
ミントとレモンの配色の時点でエルリュ香として合っていることが既に伺えますね。大事、色イメージ。
ピンクペッパーっていい仕事するんですよね…名脇役なんじゃないでしょうか…地味に好きです…

そしてミドルのジャスミン・ムスクによる石鹸感に添えられたジンジャー。
ジンジャーって身体が温まるので暖かい印象もあるんですが、西洋香水では冴えるような冷たさの演出に使われる事も多々あるようで。確かにピリっと辛口でかっこよさの表現にもなるんですよね…こちらも名脇役かなと…
ジャスミン・ムスクのコンビは身近な石鹸の香りなので、ザ・清潔感なのですが、そこにジンジャーが足されるとちょい辛口のメンズ感…になってるんじゃないかと思います…

そしてラストのシダーウッドとバニラ…………
このバニラ………
注文シートに「好きな飲み物は?」という項目があり、エルリュはあまり酒が飲めないため、「ジュース」を選択した訳ですが、そこを受けてのバニラだったらしく………
バニラ、これまで嗅いだことのあった概念香水では初出のラストで、これがまた……良くて…………
甘くてまろくてでもウッディもありで………
明るく爽やかでちょっと鋭利なトップからミドルのスーツで仕事出来る感を経ての家でオフタイムなゆったり甘えトーンへの落差……!
これは落差……!!

この流れに完全にやられてしまい解像度の高さに大満足だった訳ですが、実はこのメンズのミント・バニラ構成の雄が、ブランド香水界には元来存在しており…
というかエルリュ香を探していた時見かけていました。
ミントで始まりバニラに終わるメンズ香水…
気になっていたものの、その名前のインパクト風評が気になり、結局手を出せず…
結果選定で届いた香りは正にそのミント・バニラ香だった訳ですがw


でもやっぱりそちらも気になってしまったので、ポチりました。ミニボトル。
それが冒頭の画像の
Versace《Eros》 メンズ オードトワレ
です。

ギリシャ神話のエロスをモチーフにした香り。
世間の評判はさておき、構成は以下になります。

トップ:ミントオイルレモンイタリーオーピュール、グリーンアップル
ミドル:ベネズエラトンカビーンズ、アンバー、ゼラニウム
ラスト:マダガスカルバニラ、ベチバー、オークモスアコード、ヴァージニア&アトラス産シダーウッド


色を変えている箇所がScentlyさん香水との一致(類似)箇所です。
構成的にはイタリアブランドらしく地中海周辺地域を思わせ好印象。
これが天下のチャラ男御用達モテ香水なのか……
(ワールドワイドな風評のよう。クラブボーイと言えば、みたいになってる様子。ただ大体がエルリュー本人にも当てはまる要素だったので、その謂れで逆に気になっていくっていうな…)

ノートを見た限りではそんな治安の悪い香水には思えず。
ボトルは深いブルーグリーンでギリシャ調の意匠が素敵ですね。
ミニボトルはいつも可愛いな。
まぁものは試しで嗅いでみるしかない。
ということで手首タップ(ミニボトルはシュってやるやつついてない)&ティッシュにオン。


トップ柔らかい!
ミントが想像よりスーっとしない。
レモンの皮っていうからもっと苦みがあるのかと思ったけどそうでもない。
青リンゴは控え目。
というか粉感がある。恐らくトンカビーンがきている。
ミドルもかなり甘柔らかい。
そしてラストも甘さが続く…

なるほど……
ミドルの違いが予想以上に大きかったですね。
時折印象は凄く似ていて、やはりミント+レモン&バニラという共通項はあるな、という感じでしたが、比べてみると

Scently版:軽い、明るい、屋外、清潔感
エロス:重い、暗い、屋内、まろやか


という感じ。
エロスはアロマティックフゼアと書かれていたな…
メンズ感と言えば確かにそうですが、普段ウッディウッディなものを好んでいる自分からするとかなり甘寄りで、女性ユーザーがいるというのも頷けます。
体臭でな~かなり印象左右するのではないかな~
酒の席には確かに合いそう……夜の屋内……

結果的には、軍配はScently版に上がりました。
まぁ最初に浴びた方を親だと思ってしまっているとこはありますが、これを超える衝撃ではなかったですね。
Scently版のスパイスに多分やられているんだな。ソフトなオリエンタル感堪らねぇ。
でも構成の近い香水の嗅ぎ比べはとても面白かった…
ちなみにエロスはちょっとミツヨシが普段使い出来そうにはありません。5mlといえど中々持つぞ……
ギリシャ神話エロス担の方は試してみると面白いのではないでしょうか…


以上、エルリュー概念香水比較レポでした。


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Scently版にあてた絵。若い頃のイメージだとまたちょっと違うのかな~という気もする。畳む

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