雑記 -backyard-
雑然とした管理人の部屋
#設定あれこれ
・《蒼き草原の民(アズラ・タル)》について
かつてぼんやりとしたイメージだけでアルバフォレスを構築していた頃、ジャンルとしてはファンタジーなんだけど中東っぽい国だしいわゆる白人系の世界ではなく別人種も結構いるような国がいいな…と何となく思い、「とりあえずモンゴロイドっぽい人も置こう」とネクロの脇に設置されたのがテルでした。
なんでそこでアラブ系じゃないんだという話なんですが……当時からアルバフォレス自体はゴリゴリのアラブな雰囲気ではなく、その隣(砂宮国)がそんな国なんだというイメージがあり、それもあってメインキャラにアラブっぽい人が少なかったりしています…
(単に上手く描けなかったというのもある。あと宗教描写含め真っ向から取り入れる度量がなかったので避けていたのもある。今もイスラム様式を都合よく取り入れつつも、宗教自体は独自で置いているのでちょっと後ろめたい)
その時は名前も「テル」だけでアズラの呼称もルーツの詳細も顔の傷もなく、ただモンゴロイドっぽい人もそれなりの役職に就いている、という事実だけが設置されていたのですが、漫画を描き始めるにあたり改めて背景を練った方がいいのでは?と思って考えたのが《蒼き草原の民(アズラ・タル)》(アラビア語の「青(アズラク)」と「丘(タル)」より)及びテルの諸々の背景なのでした。
この時点で作者は世界各国の知識が大変ふわふわで、色々イメージに近い国の情報を集めるうちに、
「あれ、これベルベル人じゃね?」
と…
モチーフにした訳ではないのですが、アルバフォレスにおけるアズラ・タルの実態は概ねベルベル人です。
彼らはタマジクト(言語)を使うアマジク人であるのに、周り(ローマ人)から「わけのわからない言葉を話す者」としてバルバロイと雑に一括りにされ、傭兵として徴用されることも多かったようです。
ただテルのルーツである高原アズラはモンゴルの遊牧民のイメージも過分に含まれており、あくまで立ち位置というか、扱いの類似という感じになっています。
本場トゥアレグモチーフの砂漠の遊牧民は、南部の大砂漠の民族ラハールとして登場予定でいます。
・アルバフォレスのモデル地域
アルバフォレス自体のイメージも「大樹を信仰する乾燥地帯の国である」というイメージだけで長らくやってきて、近年レバノンの国旗や国内の写真を見て類似性に驚愕しているくらいなので、入念な設定があるようでない創作だったりするのですが、ここ最近の設定練りにより概ね《1950年代架空マグリブ地方》のイメージに固まりつつあります。
歴史創作ではないので、固まったところでそこまで厳密に描写していく訳でもないのですが、何より小物とかの資料収集がしやすくなり…
ちなみにマグリブって単語自体意味を認識したのが去年くらいの知見の浅さで。それまでは「レヴァント…?肥沃な三日月地帯…?」とか思ってたんだけどわたしが描いていた当該地域を指す言葉はマグリブ。正にマグリブだったんですよ。
地中海に面する北アフリカらへん。西洋文化とイスラム文化の融合地点。隣国まで含めるともうちょっと広範囲になってきますが、アルバフォレス単体でいくとあの辺ですね。
ちなみにアルバフォレスという国名はラテン語の「白い(もしくは夜明けの)森」からですが、元々の名前は単に「フォレスト」で、「木(森)の国だから」というTHE・安直ネーミングだったのですが、本格的に漫画を描くにあたり少し格好つけたくなりこうなりました。
作者が少し格好つけようとするとあまりいい結果を生まないことが多いのですが、国名についてはこれでよかったんじゃないかと思います。
2023/3/2 Thu
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・《蒼き草原の民(アズラ・タル)》について
かつてぼんやりとしたイメージだけでアルバフォレスを構築していた頃、ジャンルとしてはファンタジーなんだけど中東っぽい国だしいわゆる白人系の世界ではなく別人種も結構いるような国がいいな…と何となく思い、「とりあえずモンゴロイドっぽい人も置こう」とネクロの脇に設置されたのがテルでした。
なんでそこでアラブ系じゃないんだという話なんですが……当時からアルバフォレス自体はゴリゴリのアラブな雰囲気ではなく、その隣(砂宮国)がそんな国なんだというイメージがあり、それもあってメインキャラにアラブっぽい人が少なかったりしています…(単に上手く描けなかったというのもある。あと宗教描写含め真っ向から取り入れる度量がなかったので避けていたのもある。今もイスラム様式を都合よく取り入れつつも、宗教自体は独自で置いているのでちょっと後ろめたい)
その時は名前も「テル」だけでアズラの呼称もルーツの詳細も顔の傷もなく、ただモンゴロイドっぽい人もそれなりの役職に就いている、という事実だけが設置されていたのですが、漫画を描き始めるにあたり改めて背景を練った方がいいのでは?と思って考えたのが《蒼き草原の民(アズラ・タル)》(アラビア語の「青(アズラク)」と「丘(タル)」より)及びテルの諸々の背景なのでした。
この時点で作者は世界各国の知識が大変ふわふわで、色々イメージに近い国の情報を集めるうちに、
「あれ、これベルベル人じゃね?」
と…
モチーフにした訳ではないのですが、アルバフォレスにおけるアズラ・タルの実態は概ねベルベル人です。
彼らはタマジクト(言語)を使うアマジク人であるのに、周り(ローマ人)から「わけのわからない言葉を話す者」としてバルバロイと雑に一括りにされ、傭兵として徴用されることも多かったようです。
ただテルのルーツである高原アズラはモンゴルの遊牧民のイメージも過分に含まれており、あくまで立ち位置というか、扱いの類似という感じになっています。
本場トゥアレグモチーフの砂漠の遊牧民は、南部の大砂漠の民族ラハールとして登場予定でいます。
・アルバフォレスのモデル地域
アルバフォレス自体のイメージも「大樹を信仰する乾燥地帯の国である」というイメージだけで長らくやってきて、近年レバノンの国旗や国内の写真を見て類似性に驚愕しているくらいなので、入念な設定があるようでない創作だったりするのですが、ここ最近の設定練りにより概ね《1950年代架空マグリブ地方》のイメージに固まりつつあります。
歴史創作ではないので、固まったところでそこまで厳密に描写していく訳でもないのですが、何より小物とかの資料収集がしやすくなり…
ちなみにマグリブって単語自体意味を認識したのが去年くらいの知見の浅さで。それまでは「レヴァント…?肥沃な三日月地帯…?」とか思ってたんだけどわたしが描いていた当該地域を指す言葉はマグリブ。正にマグリブだったんですよ。
地中海に面する北アフリカらへん。西洋文化とイスラム文化の融合地点。隣国まで含めるともうちょっと広範囲になってきますが、アルバフォレス単体でいくとあの辺ですね。
ちなみにアルバフォレスという国名はラテン語の「白い(もしくは夜明けの)森」からですが、元々の名前は単に「フォレスト」で、「木(森)の国だから」というTHE・安直ネーミングだったのですが、本格的に漫画を描くにあたり少し格好つけたくなりこうなりました。
作者が少し格好つけようとするとあまりいい結果を生まないことが多いのですが、国名についてはこれでよかったんじゃないかと思います。