2024/1/15 Mon 編集
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【手織りキリムを洗ってみた の巻】
こちらのキリム、特別高価なものでもないので天気がいいし気軽に洗ってみよう、と思いやってみました。
洗い方を調べると、人間用のシャンプーが色落ちしにくく優しく洗えるとのこと。
といってもこれは色落ちしやすい天然染料に対するもので、近年の安価なキリムは化学染料が使用されている可能性がかなり高く、そこまで色落ちは気にしなくても良さそう。
まあでもミツヨシは頭皮が敏感でかなり洗浄力が優しめのシャンプーを使用していてちょうどいい気もするので、今回はこれでいってみることに。
(普段ウール等手編みのものを洗う時は、石鹸やウール用洗剤を使っています)
とりあえず冷水で4つ折りしにて押し洗い。
水がうっすら濁りましたが、染料由来というより埃かな?という感じ。テラコッタでもないしな。
赤系オレンジ系は色落ちしやすく、水が真っ赤になったりします。
濡れた事で獣臭が立ち上る。羊毛だぁ~
この後シャンプーを手に取り表裏を撫で洗い。
さっきより汚れが落ちたようです。
この後2回冷水ですすぎました。
事前に植物片を摘まみとっていたからか、思ったより固形のゴミ的なものは出ず。
そして平置きして乾かしたのが左です。(右は洗う前)
光源が異なってて若干色が違うんですが、滲みや色落ちはなく、本体の歪みも特になし。
歪んだラグを仕上げ時矯正している場合、濡らしたことで歪みが再発することがあるのですが、こちらは濡らす前のまま。
きっちり織られた織物だなぁー素晴らしい…
ちなみにフリンジは特に触っていませんがヨリがほとんどほどけてフサフサになりました。
フサフサ
元のヨリの状態を見るに、もしかしたら初水投入だった可能性も?
フリンジがネジネジのラグは鮮度が高い(洗ってない)可能性があるのではと思うのですがいかがでしょう…
少なくともこのラグについては糸の植物片も豊富でフリンジはネジネジだったので、これまで踏まれた経験もあまりなく、洗われた経験もそんなにない完成して日の浅い初々しいラグだと推察しました。
巡りあったのも何かの縁…これからうちで育っておくれ…
フリンジの方が本体より獣臭がフレッシュで、多分無染色がゆえかなと。
生乾きの時、この牧場ライクスメルに思わず家族がにおいの元を確かめに来ました。
まあでもクンクンしないと気にならないとわたしは思う。
大体時間経過で薄まります。
織地の変化も特に感じられず。
きっちり織られているので糸が膨らんだりと変化する余地も少ないのかも。
手触りも相変わらずガシガシめです。そこは糸由来な部分が大きいかも。
頑強、堅牢な織地。
それでもあの水の濁りを思うと気分さっぱりで、洗ってよかったなと思います。
大きく立派なキリムに憧れもありますが、こうして気軽に洗うのが難しい(古く立派なものほど扱いがデリケート、かつ大きいと水を吸った時激重)ことを思うと、わたしは…身の丈に合ったものがあればいいかな…と改めて思うなど…
特に古いものは自分が最新の所有者として責任を追うんだな…と高価な実物を前にしたことで怖じ気づいちゃったよ。
まあ実用品なら使ってなんぼかとも思いますが。
100年使えるとも言いますし、この1枚も使い込んだらいずれは年代物。
大事に育てていきたいですね!
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