ひるひなか
-自宿冒険者を愛でるCardWirthシナリオ感想置き場-
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◆星の綺麗な丘に流星を見に来た昼組+1
======================
#昼組
#ライオネル
(時系列的にナンバー付きSSより先の話です)
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流星群が観測できるとのことで、郊外の丘に繰り出した昼組一行+1。
丘には星を見に来た者が多く集まっており、賑やかな雰囲気。
少し離れた木の根元で仲睦まじく過ごしているロスとジギー。
完全に二人の世界。
ライオネル「…いつもあんなんなのかよ」
リコ「あー涼しい秋の夜のはずが右方面だけあっついぜー」
キーニカ「絡むな、星が綺麗だぞ」
システィーン「いつものことですよ。まぁ以前はもうちょっと人目をはばかっていましたが」
アシュトン「最近は何か吹っ切れたのか、遠慮がないですね」
ライオネル「しっかしお熱いねぇ~」「見てるだけで火傷しそうだな」
リコ「この世の春だな。秋だけど」
アシュトン「うらやましい…」
システィーン「ガッツ!」
リコ「…相当険しい道のりだがな」
キーニカ「今流れたぞ!」
ライオネル「…お前らって、平和だなぁ~」
リコ「案外そうでもないんだぜ?」「それぞれ抱えてるもんなんかは」
ライオネル「それでもこの空気だろ。平和すぎてボケそうだ」
システィーン「そちらのパーティはどんな空気なんですか?」
ライオネル「そらぁ、こういう場に来たとして、…」「スラッグは帰るだろ」
リコ「うわ」
ライオネル「一緒にトリスも帰るだろ」
アシュトン「専属の使用人でしたっけ…」
ライオネル「イベルタは多分素振りなんかして…」
キーニカ「そこは共感できる」
ライオネル「ダリアがファゴットに仕掛けようとしてスルーされて」
アシュトン「(そこも多少共感できます…)」
ライオネル「多分俺しか残らねぇよ」
リコ「あんたは星を眺めんのか」
ライオネル「だって、綺麗だろ」
システィーン「……」
キーニカ「そうだな。綺麗だ」「なんとなく分かるぞ。お前は脳筋だ」
ライオネル「はぁ!?ちげーし!!」
リコ「頭の構造が単純だって言いたいんだろ」
ライオネル「いや丁寧に言い直してんじゃねぇよ」
システィーン「…自分で思うより、素直な感覚の持ち主、ということじゃないですか?多分」
ライオネル「……」
システィーン「どちらにせよ、星を見て綺麗だと思える心は貴重なものですよ」
「この世界の目に見えない存在は全て、その心と繋がっているのですから」
ライオネル「……いまいちわかんねぇ」
リコ「俺もだ」「まぁようするに、お前とはイチャイチャカップルを横目に虚しくも肩を寄せあい天体観測できそうだ、ってこった」
システィーン「勝手に虚しいモテないメンバーに含めないでください」
リコ「モテないとか言ってねぇだろ!」
アシュトン「ほとんどそう聞こえましたが」
ライオネル「俺も」
キーニカ「また!流れたぞ!」
ライオネル「お前らは、あいつらがああしてイチャついてんのは何とも思わねぇのか?」
リコ「まぁ…」
システィーン「爆発してしまえ!とは時々思いますね」
キーニカ「仲悪いよりいいだろ」
ライオネル「でも別れた時クソ面倒だぜ?」
リコ「ああー、それはな」「でもパーティ内恋愛禁止とも言えねぇしなぁ」
アシュトン「そうですよ」
システィーン「多少目障りでも目をつむれる範囲ということですね。ロス達も一応気にしてはくれていますし」
リコ「こんなにムードある場所で仕事中でもないのに節度を守れっつーのも酷だわな」
アシュトン「私たちとは距離を置いてくれていますしね」
ライオネル「あーそっか俺、夜目が利くからこんなにハッキリ見えてんのか」
リコ「そうだよオメー、今なにやってっか教えろ」
システィーン「ノゾキとは趣味が悪いですね」
リコ「言いながら身を乗り出すな」
ライオネル「そういやお前らは付き合ってねぇの?」
リコ「は?誰が?」
ライオネル「お前とこいつ(システィーンを指差し)」
システィーン「失敬な!誰がこんな低俗下劣なコソ泥と!」
リコ「ハーン、そう思ってた訳」
システィーン「……っ」
ライオネル「(あれ、なんかヤバかった?)」
リコ「こっちだってこんな高慢チキの貧乳女願い下げだ」
システィーン「なんですって!?」
ライオネル「え、こいつら仲悪かったの?」
アシュトン「悪くはないんですよ、悪くは」
キーニカ「喧嘩するほどなんとやらだな」
ライオネル「すげぇお似合いな気がしたけどな」
アシュトン「そうですねぇ」
キーニカ「所謂犬猿てやつだ」
ライオネル「なるほどねぇ。難しいもんだな男女は」
リコとシスティーンは言い争いをしている。
ロス「どうした、揉め事か」
ライオネル「あれ、もういいのかぁ?」
ロス「なにが」
ライオネル「ちちくりあい」
ロス「……っ(見てたのか…)」「…もういいです」「で、あいつらは」
アシュトン「いつものです」
ロス「いつものか」
ライオネル「いつものなのか」
ロス「いつものだ」
◆
ロス、ライオネルの二人になる。
ロス「随分馴染んでるみたいだな」
ライオネル「おかげさんで」「ノンビリし過ぎて色々弛みそう」
ロス「いいだろ」
ライオネル「……いいな」
ライオネル「でもいくらこうしてノンビリ出来ても、俺は腹減ったら狩りをしねぇといけねぇからな……」
ロス「……」
ライオネル「やっぱり共存できねぇよな」
ロス「……」
ライオネル「燃費がとにかく悪ぃのよ。そのぶん回復力と体力はすげえあるけど」
「意識飛ぶのが一番怖えよ」「ヒトのフリすらできなくなった日にゃ完全に討伐対象だ」
ロス「……そうだな」
=====
昼組に混ぜてみたがなんか上手いこと回りそうだなぁ。
ライオネルはマスコット位置と戦士位置に入れるから、キーニカ、システィーンとチェンジで入れるのもアリだなぁ。
『リーダーのお昼寝』のマスコットにライオネルを入れたら過去最高のフィット感。
やはりこの男マスコット。
なんやかんやみんなと仲良くしたい欲が強くて、実際上手くいきそうな感じ。かわいいライオネル。
ハッ…スラッグの気持ちがわかるみたいで嫌だな…ライオネルの好感度が上がるにつれスラッグは下がっていくという…
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#昼組#ライオネル
(時系列的にナンバー付きSSより先の話です)
流星群が観測できるとのことで、郊外の丘に繰り出した昼組一行+1。
丘には星を見に来た者が多く集まっており、賑やかな雰囲気。
少し離れた木の根元で仲睦まじく過ごしているロスとジギー。
完全に二人の世界。
ライオネル「…いつもあんなんなのかよ」
リコ「あー涼しい秋の夜のはずが右方面だけあっついぜー」
キーニカ「絡むな、星が綺麗だぞ」
システィーン「いつものことですよ。まぁ以前はもうちょっと人目をはばかっていましたが」
アシュトン「最近は何か吹っ切れたのか、遠慮がないですね」
ライオネル「しっかしお熱いねぇ~」「見てるだけで火傷しそうだな」
リコ「この世の春だな。秋だけど」
アシュトン「うらやましい…」
システィーン「ガッツ!」
リコ「…相当険しい道のりだがな」
キーニカ「今流れたぞ!」
ライオネル「…お前らって、平和だなぁ~」
リコ「案外そうでもないんだぜ?」「それぞれ抱えてるもんなんかは」
ライオネル「それでもこの空気だろ。平和すぎてボケそうだ」
システィーン「そちらのパーティはどんな空気なんですか?」
ライオネル「そらぁ、こういう場に来たとして、…」「スラッグは帰るだろ」
リコ「うわ」
ライオネル「一緒にトリスも帰るだろ」
アシュトン「専属の使用人でしたっけ…」
ライオネル「イベルタは多分素振りなんかして…」
キーニカ「そこは共感できる」
ライオネル「ダリアがファゴットに仕掛けようとしてスルーされて」
アシュトン「(そこも多少共感できます…)」
ライオネル「多分俺しか残らねぇよ」
リコ「あんたは星を眺めんのか」
ライオネル「だって、綺麗だろ」
システィーン「……」
キーニカ「そうだな。綺麗だ」「なんとなく分かるぞ。お前は脳筋だ」
ライオネル「はぁ!?ちげーし!!」
リコ「頭の構造が単純だって言いたいんだろ」
ライオネル「いや丁寧に言い直してんじゃねぇよ」
システィーン「…自分で思うより、素直な感覚の持ち主、ということじゃないですか?多分」
ライオネル「……」
システィーン「どちらにせよ、星を見て綺麗だと思える心は貴重なものですよ」
「この世界の目に見えない存在は全て、その心と繋がっているのですから」
ライオネル「……いまいちわかんねぇ」
リコ「俺もだ」「まぁようするに、お前とはイチャイチャカップルを横目に虚しくも肩を寄せあい天体観測できそうだ、ってこった」
システィーン「勝手に虚しいモテないメンバーに含めないでください」
リコ「モテないとか言ってねぇだろ!」
アシュトン「ほとんどそう聞こえましたが」
ライオネル「俺も」
キーニカ「また!流れたぞ!」
ライオネル「お前らは、あいつらがああしてイチャついてんのは何とも思わねぇのか?」
リコ「まぁ…」
システィーン「爆発してしまえ!とは時々思いますね」
キーニカ「仲悪いよりいいだろ」
ライオネル「でも別れた時クソ面倒だぜ?」
リコ「ああー、それはな」「でもパーティ内恋愛禁止とも言えねぇしなぁ」
アシュトン「そうですよ」
システィーン「多少目障りでも目をつむれる範囲ということですね。ロス達も一応気にしてはくれていますし」
リコ「こんなにムードある場所で仕事中でもないのに節度を守れっつーのも酷だわな」
アシュトン「私たちとは距離を置いてくれていますしね」
ライオネル「あーそっか俺、夜目が利くからこんなにハッキリ見えてんのか」
リコ「そうだよオメー、今なにやってっか教えろ」
システィーン「ノゾキとは趣味が悪いですね」
リコ「言いながら身を乗り出すな」
ライオネル「そういやお前らは付き合ってねぇの?」
リコ「は?誰が?」
ライオネル「お前とこいつ(システィーンを指差し)」
システィーン「失敬な!誰がこんな低俗下劣なコソ泥と!」
リコ「ハーン、そう思ってた訳」
システィーン「……っ」
ライオネル「(あれ、なんかヤバかった?)」
リコ「こっちだってこんな高慢チキの貧乳女願い下げだ」
システィーン「なんですって!?」
ライオネル「え、こいつら仲悪かったの?」
アシュトン「悪くはないんですよ、悪くは」
キーニカ「喧嘩するほどなんとやらだな」
ライオネル「すげぇお似合いな気がしたけどな」
アシュトン「そうですねぇ」
キーニカ「所謂犬猿てやつだ」
ライオネル「なるほどねぇ。難しいもんだな男女は」
リコとシスティーンは言い争いをしている。
ロス「どうした、揉め事か」
ライオネル「あれ、もういいのかぁ?」
ロス「なにが」
ライオネル「ちちくりあい」
ロス「……っ(見てたのか…)」「…もういいです」「で、あいつらは」
アシュトン「いつものです」
ロス「いつものか」
ライオネル「いつものなのか」
ロス「いつものだ」
◆
ロス、ライオネルの二人になる。
ロス「随分馴染んでるみたいだな」
ライオネル「おかげさんで」「ノンビリし過ぎて色々弛みそう」
ロス「いいだろ」
ライオネル「……いいな」
ライオネル「でもいくらこうしてノンビリ出来ても、俺は腹減ったら狩りをしねぇといけねぇからな……」
ロス「……」
ライオネル「やっぱり共存できねぇよな」
ロス「……」
ライオネル「燃費がとにかく悪ぃのよ。そのぶん回復力と体力はすげえあるけど」
「意識飛ぶのが一番怖えよ」「ヒトのフリすらできなくなった日にゃ完全に討伐対象だ」
ロス「……そうだな」
=====
昼組に混ぜてみたがなんか上手いこと回りそうだなぁ。
ライオネルはマスコット位置と戦士位置に入れるから、キーニカ、システィーンとチェンジで入れるのもアリだなぁ。
『リーダーのお昼寝』のマスコットにライオネルを入れたら過去最高のフィット感。
やはりこの男マスコット。
なんやかんやみんなと仲良くしたい欲が強くて、実際上手くいきそうな感じ。かわいいライオネル。
ハッ…スラッグの気持ちがわかるみたいで嫌だな…ライオネルの好感度が上がるにつれスラッグは下がっていくという…畳む