【保管庫閲覧規則】
1.保管物一切の外部持ち出しを禁ず。
2.編纂室を通さない保管物の改竄を禁ず。
3.保管庫は原則を公開書架とし自由閲覧を許可する。
2.編纂室を通さない保管物の改竄を禁ず。
3.保管庫は原則を公開書架とし自由閲覧を許可する。
※保管物の全ては編纂室による架空世界の集積記録であり、実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
※一部保管物には、暴力・死・精神的衝撃、ならびに軽度の性表現・性暴力・虐待を想起させる描写が含まれる可能性があります。
※観測した事象の変遷により保管物に再編纂が生じる可能性があります。
※保管庫内は文書保存の観点より低湿度に維持されています。閲覧に際し眼または咽喉に乾きを覚えた場合は、適宜休息及び水分補給を推奨します。
※一部保管物には、暴力・死・精神的衝撃、ならびに軽度の性表現・性暴力・虐待を想起させる描写が含まれる可能性があります。
※観測した事象の変遷により保管物に再編纂が生じる可能性があります。
※保管庫内は文書保存の観点より低湿度に維持されています。閲覧に際し眼または咽喉に乾きを覚えた場合は、適宜休息及び水分補給を推奨します。
《編纂室連絡窓口》
【編纂室責任者】蓮賀ミツヨシ
【人物】#ネクロ #テル
=====================
ネクロ(テルのすがた)「…!!」
テル(ネクロのすがた)「僕達…入れ替わってる…!?」
ネクロ「意味が分からん…」嫌そうな顔
テル「わあ僕そんな表情できたんだ」
テル「総長の上腕二頭筋!」
ネクロ「ハァ…メンドくせえ…」
テル「折角だから楽しみましょうよ!腕相撲しません!?」
ネクロ「折角でやりたいのが腕相撲かよ…他にやる事ねぇのか…」
テル「例えばなんです?」
ネクロ「例えばこの機に……」
ネクロ「、…………」何かを思いつくが飲み込む
テル「……なんか…ありがとうございます…」察して照れ
ネクロ「何も言ってない」
テル「何か、尊重を感じました…」
ネクロ「勝手に先読みするな」
テル「だって…」嬉しそうに赤面
ネクロ「人の顔で照れ散らかすのを止めろ」「解除法を考えろ」
ネクロ「でないとこの身体で運動場100周走ってやる」
テル「えっ…!ええっ…なんでしょうこの複雑な思い…!」
テル「筋肉痛になっちゃうけど持久力も上がっちゃう…」
ネクロ「早くしないとプランクするぞ」
テル「ええっ…ちょっと見たい気も…」
プランクする
ぶるぶる震えだすネクロ
ネクロ「ッ……!クソ貧弱がッ…!!」
テル「…………なんだかオツですね……」しみじみ眺めている
逆立ちするネクロ
テル「僕の身体にこんなポテンシャルが…!」
ネクロ「うっ…クソ…!」耐え切れず崩れる
テル「いやあいいもの見ましたありがとうございます」拍手
ネクロ「関心してねぇで考えろよ」
テル「総長の方こそ筋トレばっかしてないで考えてみませんか?」
「僕の頭脳なんでしょう?」
ネクロ「……精神が俺な以上、俺の実力以上のものは出ないんじゃ」
テル「なるほど?確かにその辺どうなってるんでしょうね」
ネクロ「……記憶とかは辿れないだろ」
テル「…………そうですねぇ中身が僕な以上、僕の知り得ることしか分からないかも…」
「単純に身体能力交換とみていいのかもしれないですね」
ネクロ「問題がある状況なのは変わらない。早く解除法を探せ」
テル「総長」
ネクロ「なんだ」
テル「こんなくだらない小ネタにまともな解除法がある訳ないでしょう」
ネクロ「メタ発言やめろ」
完
閉じる ∧
【場所】#お屋敷
【人物】#ネクロ #ロイス #エリーゼ
=====================
執務室で書類に目を通しながら眉間に皺を寄せるネクロ。
僅かに落ち着かない様子で書類を睨んだまま引き出しを開ける。
小瓶に入った錠剤を見る。2粒だけある。
それを複雑な表情で見つめ、全て口に含み、水で流し込む。
テルから新たな問題について声がかかる。
眉間に皺を寄せながらそれに応じる。
◆
夜半、ロイスの部屋を屋敷の外側からネクロが伺っているのをエリーゼが発見
エリーゼ「不審者ぁ~」
エリーゼに気付いて振り返るネクロ
ネクロ「………」
エリーゼ「フツーの訪問の仕方教えて欲しい~?まずは玄関に行くのよぉ」
ネクロ「ロイスは」
エリーゼ「教えなーい」
ネクロ「………………」睨んでいる
エリーゼ「礼儀正しくしてくれたらちょっとは考えなくもないけど~」
ネクロ、ため息をついて
ネクロ「処方薬が切れた。急を要する」
エリーゼ「………」「わがままな患者」
屋敷に消えるエリーゼ
落ち着かない様子で待つネクロ
近くの窓が開く
ロイス「入って」
ネクロ「………」ロイスを一瞥後窓から屋敷に入る
廊下を進む三人
エリーゼ「仕事ってことで堂々と玄関から来ればいいじゃない。どうせ厳密な裏取りもしないんでしょ」
ロイス「エリー、ここまでで。ありがとう」
ロイス、自室のドアを開きネクロと共に入る
エリーゼ「………」不満げ
◆
ロイス「具合は?この前ので合っていそう?」薬を選別するロイス
ネクロ「多少吐き気があったが大きな問題はない」
ロイス「そう。ならあまり変えないでおくね」
ネクロ「………できれば……」
ロイス「……これ以上強くするのはお勧めしないかな」
ネクロ「………」ロイスを見る
ロイス「…友人として」
ネクロ、目を逸らし
ネクロ「…分った」
ロイス「うん…」
調合した錠剤を小瓶に詰めてネクロに手渡す
ネクロ「金額は」
ロイス、少し思案する
ネクロ「…前にも言ったがルイの養育費との相殺はナシだ」
「俺一人で養育していた訳じゃないし俺はお前にタカりに来たんじゃない」
「これでも一応稼いでいる。勝手に値引くなよ」
ロイス「………」
ネクロ「幾らだ」
ロイス「…ならこれくらいで」紙に金額を書く
ネクロ「それでいい」
すぐに支払う
◆
二人で向き合ってソファに腰かけ、ハーブティーを飲みつつ
ロイス「電話してくれればよかったのに」
ネクロ「お前直通の電話を用意してから言え」
ロイス「皆そんな口が軽くはないよ?知ってるだろうけど」
「エリーが言うように仕事のていならいいでしょう。そしたら用意しておけたし」
ネクロ「……処方を受けたかったんだよ」ムスっと
ロイス「…それは賢明」笑顔
ロイス「…少しは助けになってる?」
ネクロ「…ああ」
ロイス「…なら良かった。お守りみたいなものだからね」
ネクロ「………」
窓辺の月明かりのもと、二人で静かな時間を過ごす
閉じる ∧
【場所】#護衛部東本部
【人物】#ネクロ #テル
=====================
テル「ネクロさんって、フルネームは《ネクロ・セレーノ・サラビア》ですよね」
ネクロ「そうだ」
テル「これって、名前の次は名字でしたっけ?」
ネクロ「そう。名・姓・姓」
テル「やっぱそうなんですね。先代と同じだから」
ネクロ「姓はガストの母親由来らしい」
「母親の母親…ようは祖母と祖父それぞれからとってるとかなんとか…」
テル「へぇ~面白いですね」
「父方からはとらないんです?」
ネクロ「いや…本来そうらしいが…」
「その辺は聞いてない」
テル「訳アリですかね…」
ネクロ「お前のも二つ目から姓だったか」
テル「姓っていうか…続柄ですかね…」
「《ラ○○の長男》の意で《ラ》に《オ》が添えられてて、最後は家名です」
「妹は長女を表す《ナ》が添えられ《ラナ》になります」
「次男次女以降もそれぞれ法則性に則って命名されます」
ネクロ「お前に子ができたら?」
テル「長男はテオ、長女はタナになります」
ネクロ「なんでテナじゃない」
テル「長女は1文字目もアに寄せられるんです」
「本来は長男もオに寄るので、僕のも《ロオ》に近いです」
「なんで僕の長男も正確には《トオ》に近くなります」
ネクロ「なるほど…」
「母からは継がれないのか」
テル「家父長制なんでないですね」
「名乗れば誰の何番目の子か判るので、戸籍がなくても互いの所属が分かりやすくなっているんです」
「あくまで父の何番目の子か、なので、母は複数いる場合もあります」
「族長はハーレムを持ちますし」
ネクロ「ハーレム」
テル「ハーレム憧れますか?大変らしいですよあれ。毎日ローテーションしたりで…」
ネクロ「実際そこまで憧れないが、響きにロマンは感じるよな」
テル「そうですか…」
ネクロ「じゃあお前をラオと呼んでもなんの感慨も湧かないんだな」
テル「そうですね。貴方もセレーノさんと呼ばれても感慨はないでしょう」
ネクロ「ない」
テル「ですよね」
テル「…………」
「でも僕、今の呼び名気に入ってます」
ネクロ「……」
テル「初めて親以外から付けられたあだ名でした」
「新しい呼び名は、そのまま自分も新しくなったような気になりましたね」
ネクロ「…………親からのあだ名は?」
テル「テズ、です」
「発音がちょっとこっちだと難しいかも」
ネクロ「ズ?」
テル「ズ」「詰まるというか」
ネクロ「ズ」
テル「そんな感じです」
「今のはコナー先生が付けてくれたんですがすっかり馴染んでしまって、僕の本名を知らない人がいる程ですね」
ネクロ「確かにティディクは濁音が独特で発音しづらい」
テル「部族方言みたいなものなんですけど、フォレス語にはない音ですからね」
「名前の響き一つですが、遠目に見ていた輪に入れたような気がして、嬉しかったです……」
ネクロ「…………」
テル「貴方は本名ではないという噂がありますね」
ネクロ「そうだな」
テル「その通りで?」
ネクロ「さぁ…」
テル「……分かってますよ禁足地でしょう」
「何人立ち入ることを許さず。心得ています」
ネクロ「…………」
テル「……でも、なら、何て呼ばれたいですか?」
ネクロ「何て…」
テル「貴方を何て呼んだら響くんですか?」
「《ネクロさん》じゃさして響かないんでしょう?」
ネクロ「…………」考えている
ネクロ「……《総長》で」
テル「まだ就任していません」
ネクロ「おやてっきり」
ネクロ「…なんでもいい、別に」
「呼び名なんて好きにすりゃ」
テル「…………」
テル「じゃあいつか、とっておきをあげますよ」
ネクロ「?」
テル「時が来たら使いますね」
ネクロ「何だ勿体ぶって…」
テル「普段は『貴方』で事足りますしね。お楽しみに」
閉じる ∧
【場所】#お屋敷
【人物】#ネクロ #ロイス
=====================
ロイスの自室にて
ロイス「君ってさ……酔うと大人しくなるよね」
ネクロ「……は?」
ロイス「大人しくて、素直になる」
ネクロ「……」
ロイス「よく、酔った時の振るまいがその人の本性だとかいうじゃない?」
ネクロ「ああ……」
ロイス「君の本性は素晴らしいねぇ……」
ネクロ「本性て……」
ロイス「だから浴びるように飲んでても咎められないんだろうね」
ネクロ「まぁ……そもそも我を無くすほど飲まねぇしな……」
ロイス「無くしたことってあるの?」
ネクロ「潰れたことは、ある」
ロイス「あるんだ……」
ネクロ「一緒にいたヤツに聞いたら普段とそう変わらなかったそうだが、気付いたら翌朝だった」
ロイス「なるほど……」
ネクロ「あれ以来調子が乗らねぇ時は無理に飲まないと誓った」
ロイス「誓っちゃったの」
ネクロ「時と場所は自分で選びたい……気持ちよく飲みたいからな、アルコールに主導権握られるのはゴメンだ」
ロイス「そっか……」
ロイス「酔うとさ、真っ赤になる人いるよね」
ネクロ「エルリューだな」
ロイス「そうなの?」
ネクロ「あいつビール三杯で泥酔する」
ロイス「それは凄い……」
ネクロ「まぁ言動おかしくなる前に寝潰れるんだが」
ロイス「ああ寝ちゃうんだ」
ネクロ「アルコールに前世で恨みでも買ったんだろうな……」
ロイス「ふふ……アルコールに……」
ネクロ「だから飲んでもほとんどジュースみたいなカクテルしか飲まない」
ロイス「かわいい」
ロイス「そういえばカスタさんは飲めるの?」
ネクロ「弱くはないんだが、深酒すると段々言動が……雑になる」
ロイス「雑に」
ネクロ「雑に……口も若干悪くなる」
ネクロ「だから身内に腹黒扱いされる」
ロイス「はは、私と一緒だ」
ネクロ「……」
ロイス「抑圧してるんだねぇ……」
ネクロ「まぁ、してるんだろうな……」
ロイス「……ルイは飲めそう?」
ネクロ「あー……あんま飲みたがらねぇな。食ってばっかりで……」
ロイス「ふふ……」
ネクロ「まだ食い気が勝ってるんだろ……」
ロイス「健全で何より……」
ネクロ「食い気で思い出したが、あいつ最近ウチの出入りのパン屋にプライベートで通ってるぞ」
ロイス「パン屋?」
ネクロ「焼き損じ目当てに。店の手伝いも多少やってるらしいが」
ロイス「どれだけ食い意地張ってるのか……」
ネクロ「店主にはもう随分気に入られてて、娘の婿になんて話もあるとかないとか」
ロイス「えっ」
ネクロ「あいつと同じくらいの娘がいるんだよ。愛想のない赤毛の……他にチビの弟が二人だったか……」
ロイス「婿……」
ネクロ「今度聞いてみろよ」
ロイス「えっ…………うん……」
ネクロ「……胸中複雑?」
ロイス「いや……逆に今までそういう話が全く出なかった事の方が、驚くべきことだよね……」
ネクロ「まあな。俺から見てもいつまでも毛も生えないガキに思えて結婚だのピンとこねぇ」
ロイス「……そう、だよねぇ……」
ネクロ「とっくに生えてんだけどな」
ロイス「……」
ネクロ「……詳しく聞きたいか?」
ロイス「えっ……いや……」
「なんか……人伝に聞いていい事じゃない気がする……」
ネクロ「ククッ……そうか」
ロイス「笑い事じゃないよ……」
ネクロ「笑い事だろ。まぁ特別変わった造りじゃねぇから安心しろよ」
ロイス「……それは安心……」
「今でも一緒にお風呂入ったりするの?」
ネクロ「たまに?」
「遠征先でいい風呂あったりすると、入ったりするな……」
ロイス「背中流したり……?」
ネクロ「あー……それはあんまり。各々思い思いに」
ロイス「いいねぇ……」
ネクロ「参加したいか?」
ロイス「そうだねぇ……」
ネクロ「じゃあ次入る時は現地から呼び出しかけてやるよ」
ロイス「着くまでにどれくらいかかるのか……」
閉じる ∧






































































































































































































































































































































































